目のかゆみ(花粉症、その他アレルギー) | 茶屋町なの花眼科 - 阪急大阪梅田駅徒歩2分

目のかゆみのしくみ

目のかゆみ(花粉症、その他アレルギー)

私たちの体は、とても良くできていて、体内に侵入してきた細菌やウイルスを排除する仕組みがあります。

これを免疫反応といい、細菌やウイルスを排除するために必要な機能ですが、アレルギー体質の方は過剰に反応してしまうことがあります。

目のかゆみの原因

本来、花粉やハウスダストなどは異物として感じないのですが、アレルギー体質の方は免疫反応が過剰に働いてしまうため、ヒスタミンが分泌され充血やかゆみなどの症状が出現します。

ヒスタミンは、体を守るために必要な物質ですが、多量に分泌されることで自分の体も傷づけてしまい、その症状の一つが「かゆみ」なのです。

また、涙は外部から侵入した異物を洗い流す働きがありますが、涙の分泌が少ないにドライアイなどの方は花粉やハウスダストを十分に洗い流せず、目のかゆみなどを引き起こすことがあります。

花粉症

植物の花粉が目や鼻などの粘膜に付着することで、引き起こされるアレルギー疾患の一つです。

花粉症は、くしゃみ・鼻水・鼻づまり・目のかゆみが4大症状といわれています。

風邪の症状によく似ていますが、花粉が飛散する時期に起きるため、発熱などがないのに、上記の症状が出現し、さらに症状が1~2か月続く場合には、花粉症が疑われます。

花粉症は年々増加傾向ですが、スギの植林による影響ではないかといわれています。

結膜炎、角膜炎

結膜炎

目のかゆみ(花粉症、その他アレルギー)

結膜(白目)に細菌やウイルスが付着し炎症を起こした病気で、目に限定した症状だけではなく、高熱など風邪に似た症状が出現する結膜炎もあります。

人にうつしてしまう結膜炎には注意が必要です。

主な結膜炎は以下の通りです。

角膜炎

角膜(黒目)に細菌やカビなどが付着し炎症を起こす病気で、放置しておくと黒目部分が白くなって、視力障害が出現する場合もあります。

特に角膜に傷がついている場合などは、菌が侵入しやすいので注意が必要です。

上記の症状があった場合には、眼科受診をしましょう。

角膜炎には以下の種類があります。

その他

目のかゆみが出現した時には、人にうつさないものもありますが、中には感染力が強い結膜炎からくるかゆみの場合もありますので、急に「目のかゆみ」「充血」「まぶたの腫れ」「流涙」などありましたら、お近くの眼科に受診することをおすすめいたします

目のかゆみの対策、ケア

目のかゆみの対策としては、かゆいからと言って、目をゴシゴシと擦ると目の表面が傷つき、症状が悪化する場合があります。

かゆみや痛みから涙が出る方もいらっしゃいますが、ティッシュで優しく抑える程度にしましょう。

コンタクトレンズは清潔な手で取り扱うようにし、正しく使用してください。

外から戻った時には、衣服に付いた花粉を落とし、手や顔も綺麗に洗い流しましょう。

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