視力低下 | 茶屋町なの花眼科 - 阪急大阪梅田駅徒歩2分

視力低下のときの症状

視力低下

視力低下の症状とは、遠くを見たり、近くの物を見たり、あるいは遠くも近くも見えにくい状態になります。

目を細めたり、眉を寄せたりして目を凝らしてみるため、頭痛を訴える方もいらっしゃいます。

物が見えにくいことで、目を凝らしていると、目が乾燥したり、かゆみや充血などが出現することもあります。

特に子供が、まばたきの回数が増えたり、目をこすったり、眉を寄せたりしている場合には、視力低下(屈折異常)が疑われますので、一度眼科受診をしてみましょう。

視力低下の原因、屈折異常とは

目の構造は、よくカメラと似ているとたとえられていますが、レンズと表現されるのが角膜と水晶体で、フィルムは網膜になります。

光を集めて角膜は変化しませんが、水晶体が距離に合わせて厚さを変化させることで、ピントがあった画像を網膜に映し出しています。

水晶体が厚く球状になった時には近くの物に、扁平になった時には遠くの物に焦点を合わせます。

しかし、角膜や水晶体に問題がある場合、あるいは角膜から網膜までの距離に問題がある場合に視力低下が出現します。

網膜に問題がある場合は、屈折異常とはいわず、別の病気が疑われます。

遠視

視力低下

遠視とは、ピントが網膜よりも奥で合ってしまうため、遠くも近くも見えにくい状態で、眼球の長さが比較的短い場合に起きやすいです。

若年者では、水晶体が柔軟に厚さを変化させますので、何とかピントを合わせれますが、常に筋肉が緊張していますので、目の疲れを訴える方が多いです。

凸レンズで矯正を行います。

近視

近視の方は、眼球の長さが比較的長い方に多く、網膜の手前で焦点があってしまい、遠くのものがぼやけて見えにくくなります。

小児では、成長に伴い近視がある程度進行することが多いです。

凹レンズで矯正を行います。

乱視

乱視の原因は、角膜や水晶体の歪みによるものなので、焦点が1箇所に集まらず、ぼやけて見えます。

近視や遠視と同じようにレンズで視力を矯正することが可能ですが、角膜の病気が原因で起こった乱視は、矯正することがなかなか難しいです。

老眼

目の中の機能も老化により衰えてきます。

若い頃には、近くも遠くも見えていた方でも、40代半ばを過ぎますと、特に近くが見えにくくなります

それは、水晶体の厚さを柔軟に変えることができなくなったために起き、老眼はいずれ近くも遠くも見えにくくなります。

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